日新防災設備株式会社

とても不定期な作業日誌

既存に自火報3

いや~、毎回思うけど、既存の建築物に自火報設置って大変ですね。。

新築の場合は、貫通場所で鉄筋に当たって位置変更となっても壁仕上げ前なので補修してくれますが、
既存の場合、すべて自分で補修して同じ色の塗装までしないと・・・。
まぁ、この物件の壁はラスモルタルなので、貫通処理をしっかり施工すればOKす。


各部屋からの感知器線の結線接続が合っているかチェックします。
全室このように線を外部に出して仮止めしておきます。
で、PF管を壁に這わせて通線及びボックス内で圧着します。


これ↑は、外部配線と部屋貫通部分の処理です。黒に黒なんで見えない・・・(^^;
全室こんな感じになっております。1階は、四角ボックスです。ベル線が追加になるので。

あ~、そうそう、電源工事は共用の分電盤を調べて設置します。
共用灯やらの開閉器が入ってるのですが、調査中に切ったら入らなくなるって何?
在庫があったので良かったですが・・・。
他、点検業者さんの報告書に「漏電火災警報器のブレーカー位置が特定出来ない」との記載。
漏電の受信機から追っていけば簡単に分かるのですが・・・ね。


分電盤内の繋ぎ直しやらをいたしまして、表示とストッパーを付けて終わり。
受信機、総合盤、誘導灯などなど、器具付けして試験をばいたします。


絶縁抵抗です。繋ぐ前に各配線は測定していて問題無いのですが、一応、コモン一括で。
なにげに、アース線が長~く必要になったのが予想外!


約1週間の工事・・・。居住者様、各店舗様のご協力のおかげで予定どおり終了。

後日、消防検査も無事に終わり一件落着・・・。
有り難う御座いました(^^)/