とても不定期な作業日誌
防火設備連動制御盤の調査③
毎度ありがとうございます。
配線調査を実施したところ、こんな↓具合でした。
DL・DLC・D・DC・DA
各線を圧着して1本にし、制御盤に入れてました。
そうだろうとは思ってましたが・・・。
次に、連動用感知器を調べました。・・・
1階~4階、シャッターの5カ所。ヘッドを外してみると・・・
各感知器に終端器↑が接続されております・・・
10kΩ×5個ってことですね・・・ハハハ。
まぁ、個別表示でしたからね。しかし、年期が入った感知器です。
さて、どの線から始めよ~かな~。
こんもりテープの圧着された配線をぶった切ります。
まずは・・・・・・。
①連動用感知器線DLがどの警戒か調査。
と、DL/DLC導通及び絶縁測定をいたします。
こんな↑感じです。一人でやります・・・(TT)
4階行って感知器線短絡させ、1階の盤にてブザーで探す。
発見したら印付け、また4階行って復旧させて・・・。
次は3階行って戻って、その次2階行って戻って・・・と、一人でバタバタと。
各DLはわかったので、DL/DLCの絶縁測定して感知器線はOK。
お次は・・・・・。
②戻りのDA線がどの場所か調査。
一応、DA/DC絶縁もやりますかね~。
またまた一人で・・・
4階行って防火戸を手動で開け、1階の盤にてブザーで探す。
発見したら印付け、また4階行って復旧させて・・・。
次は3階行って戻って、その次2階行って戻って・・・と。
各DAはわかったので、DA/DCの絶縁してDA線はOK。
で、次は・・・・。
③起動線D1~5を探す調査。
D/DCですな。絶縁もね~。
起動確認なので、設置の1回線連動制御盤を使用しまっす。
DとDCに仮接続線を繋げて、ワニ口で挟みます。
DL/DLCに抵抗接続しときますかね。
そして、制御盤の電源入れます。
ここで、従業員の方に・・・
「どの防火戸が起動するか見ててもらって良いデスカー」
と、お願いしました・・・(^^;
制御盤からのDC接続。でもってD1~5の中から1本に制御盤からのDを接続。
制御盤起動スイッチON。「〇〇階閉まりました~」と大きな声。
1本ずつ繋ぎなおし、これを繰り返してD線探しOK。
え~と、配線関係は絶縁も含めてダイジョウブ。
また、個別表示を出せる5回線の制御盤に取替え可能でございます。
その他、いろいろ説明いたしまして、後日、お見積もりを。
そして、圧着して元に戻して終了。あ、そうそう、各感知器の終端は外しました。
でもって、制御盤に抵抗入れました。
断線異常は出ないが、感知器連動で防火設備は動くので取替えまでは他の異状が出ないことを祈ります。
その後の話(^^)/