とても不定期な作業日誌
呼水槽減水警報の修繕1
毎度ありがとうございます。
今回は、屋内消火栓の呼水槽減水警報の修繕でございます。。
制御盤の電圧表示計は前回修理が終わったので、この工事に。
この建物には以前、火報受信機・非常放送・警報盤が機器室に設置されてました。
機器室の階を改修工事した時、火報受信機取替られて警報盤が撤去されてました。
で、火報受信機には「呼水槽減水」と標示が貼ってあったので、警報盤撤去して受信機に入れたのね。
工務店側の防災屋さんが工事したらしい・・・ショボ~ン。
しかしですね・・・。
この↑呼水槽、古いでしょ~。電極棒がありますね。あれ?1本無いぞ!
直近に棒が数本用意されてたので、修理しようと思ってたのかな??
なので、ビル担当者に「工事した防災屋さんに最後までやってもらって」と言ったのですが。
防災屋さんから「受信機からポンプ制御盤までは導通大丈夫なので、そこから先が壊れてる」
てなことを言われたと・・・。
だから、できませんだと・・・は??それでい~のか??。
僕「え~、酷いね、うちで直す?どうします?」
担当「お願いします」
な感じで、修繕することになりました。
上の画像は、ポンプ制御盤です。呼水槽から3本入ってきてます。満減水出してたから。
でもって、制御盤のリレーから機器室の警報盤へ信号入れてたよな。
まぁ、取りあえずは受信機からの配線チェックをしました。
受信機は4階、ポンプ室は地下1階。導通調べたところOK。信号も出せましたYO!
あとは、電極棒とポンプ制御盤を・・・。電極コモンと満水減水、両方短絡させてみる。
制御盤内のリレーは作動してるからリレーからの配線と受信機からの配線を空端子を使用して接続。
減水だけなので、2本のみ使用。でもって、実際に水を抜いて作動確認GO~・・・シーン・・・(^^;
ブザーも鳴らなきゃ受信機へも行かない・・・。
じゃぁ、逆に満水出して見よう。給水してみると・・・シーン(^^;ダメじゃん!
また、いろいろ調べてみた。
まず、配線短絡では大丈夫だが、電極棒ではダメ・・・イカレテルぜ!
そして、制御盤内リレーの不具合あり。リレーから先がイカレテルぜ!
てか、このポンプ制御盤、今は使用してない非常用のエンジン起動も入ってるんだよね。
そこらへんも関係してるのか??
まぁ、ダメなもんはダメなので、他の方法にしま~っす!
電極棒撤去してフロートスイッチに変更。そして、制御盤の横に警報盤設置して受信機へ送る。
つづく・・・。